7.5%減、270億円工事受注 トップは上田組
釧根管内主要土木官庁(釧路開建、釧路建管、釧路総合局・根室振興局農村振興課)の2022年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期と比べ15者少ない122者が7.5%減の270億8112万円を受注。10件、16億7736万円を獲得した上田組が首位に立った。
開札結果を税抜きで集計し、共同体は構成比率に応じて配分。21年度末発注のゼロ国債やゼロ道債、翌債などは全額、多年度債は22年度分のみを計上した。上位20者のうち19者が管内業者だった。
上田組は、釧路開建の道横断道釧路市北斗改良や別海北部地区別海2号ファームポンドほか一、釧路建管の上武佐計根別停線A雪交付金補正などを射止めた。
2位の高玉建設工業は釧路開建の別海北部地区別配11号用水路末端施設ほか一など6件、13億9527万円を獲得した。白崎建設は釧路開建の落石漁港用地改良その他を共同体メインで請け負うなど、9件、12億3431万円で3位に付けた。
地域別の受注状況を見ると、管内業者(80者)が0.5%増の232億9973万円で、シェアは6.8ポイント拡大の86%だった。
管外の道内業者(34者)が37.4%減の30億2931万円で、シェアは5.3ポイント縮小の11.2%となった。道外業者(8者)は39.4%減の7億5208万円。シェアは2.8%で、1.4ポイント縮小した。