暑い夏、氷で涼んで

氷のプレゼントで涼むホッキョクグマのデナリ
西岡国昭建設(本社・札幌市豊平区)は9日、札幌市円山動物園のホッキョクグマなどに氷のプレゼントをした。動物たちは氷で涼んだり、氷の中にあるフルーツを食べたりと夏の贈り物を楽しんだ。
同社のイメージキャラクターがシロクマをモチーフにしていることなどから毎年夏場に実施。ことしで5回目となった。
作業員11人が合計2㌧を超えるクラッシュアイスやキューブアイス、オレンジやブドウなどの果物が入った氷柱を運んだ。
真夏日となったこの日、デナリ(雄)は、クラッシュアイスを手や鼻で触ったり、ララ(雌)は氷の上でくつろいだりと気に入った様子。チンパンジーとヒマラヤグマは氷の中にある果物を取ろうと興味津々だった。
贈呈式で、神賢寿園長から感謝状を受け取った加藤健一社長は「暑い夏、少しでも涼んでもらえれば」と話した。
贈呈式後、リラ(雌)が氷と戯れている様子を見ながら、園の担当者がホッキョクグマについて解説。来園者を楽しませた。