鉄骨ブレースを外壁設置
旭川市教育委員会は、2023年度の補助事業で日章小と明星中の耐震改修費として約4億8000万円を要望している。どちらも鉄骨ブレースを外壁に設置して補強。明星中は校舎のみの単年度施工だが、日章小は屋体も耐震化するため2カ年がかかる見通しだ。
6条通5丁目の日章小は校舎(RC造、3階、延べ2739平方㍍)が1967年、屋体(S造、平屋、延べ1010平方㍍)が71年の建設。東5条1丁目にある明星中は現校舎(RC造、3階、延べ5815平方㍍)の一部が66―73年の建設でいずれも旧耐震のため耐震補強を施す。
耐震補強は中原建築設計・アーキファイブ共同体で進めている。23年度概算要望では事業費ベースで日章小に2億9240万7000円を、明星中に1億8670万円を要望する。
日章小は校舎・屋体どちらも補強するため2カ年の工期がかかる。24年度は1億7000万円程度の事業費を確保したい考え。明星中は23年度内に校舎の耐震補強を終わらせて完了となる。