八雲町内の農道集落道鉛川地区600m新設へ 渡島総合局

2022年08月10日 17時00分

24年度着工を計画

 渡島総合局農村振興課は、農道集落道整備鉛川地区の2024年度着工を計画している。約600mの道路新設で、総事業費に2億5000万円を試算。22年度は調査設計を進め、23年度に用地確定測量を予定している。

 八雲町内の同地区は市街地から西へ5kmに位置。酪農を中心とした営農を展開し、現道の終点部には民間の養豚場がある。

 現況は全幅5mで、道道八雲北桧山線との接続部付近は8.5%の急勾配となっている。このため、大型農業車両の走行やすれ違いが困難、冬季の路面凍結により一時停止位置で止まれないといった課題がある。

 これらの解消へ現道の南側に延長570mの道路を新設する。車道5m、全幅6.5mの対面通行可能な道路とし、勾配も緩和する。歩道は設けない。

 工事費に2億1500万円を試算。調査設計に2600万円、用地補償費に900万円を見込んでいる。

 受益面積は32ha、受益戸数は3戸。26年度の事業完了を目指している。


関連キーワード: 渡島 道路

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • オノデラ
  • 古垣建設
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,977)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,350)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,310)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,189)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (856)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。