23年度以降に防雪柵340m 農地保全型浅茅野台地地区

2022年08月16日 17時11分

事業費2.8億円 冬期間の視程障害解消

 宗谷総合局農村振興課が施工する通作条件農地保全型浅茅野台地地区(猿払村)の2023年度以降残事業は防雪柵340mに2億8564万円となっている。冬期間の視程障害解消による農業経営の安定化を図るのが目的。24年度の完了を目指す。

 同地区は1973年度から一般農道基幹舗装浅茅野地区として整備した。08年度から12年度にかけては、ふるさと農道緊急整備農道特待浅茅野台地地区として再整備。通作や農作物輸送として基幹的な農道に位置付けられている。

 一方で冬期間の地吹雪による視程障害や吹きだまりによって、通行止めが度々発生。集乳車両やTMRセンターからの飼料運搬といった物流の障害となっている。

 これらの課題を解決するため、20年度に事業化した。交通安全・物流効率化対策として1040mを整備する。受益戸数は16戸で、受益面積は1190ha。総事業費は3億660万円を見込む。

 22年度は積雪対策として防雪柵613mの整備に2億1670万円を投じている。


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