経営体二股第2南地区の23年度以降残事業費は25億円

2022年08月17日 16時00分

区画整理53haなど ほ場大区画化で作業効率向上

 留萌振興局農村振興課は、羽幌町で整備している経営体二股第2南地区の2023年度以降残事業費として区画整理や用水路改修などに25億8960万円を試算している。ほ場の大区画化を通じ作業効率の向上を図る。27年度の事業完了を目指す。

 同地区は羽幌川左岸沿いに位置する農地。高品質米の生産を中心に、麦や豆類、アスパラガスなどの作付けをしている。

 不整形で狭小なほ場が多いほか、排水不良による湿害、用水路の老朽化といった課題があるため、改善に向け19年度に事業化した。

 総事業費は33億7600万円。全体計画は、整地や暗渠整備を含む区画整理が65ha、用水路14.2km、揚水機場4基、排水路0.3kmの改修となっている。

 22年度までに区画整理12haと用水路3km、揚水機場2基の整備を終える計画だ。

 23年度以降の残事業は、区画整理53haに7億196万6000円、用水路11.2kmと揚水機場2基に合わせて18億3965万4000円、排水路0.3kmに4798万円を見積もっている。


関連キーワード: 留萌 農業

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • 北海道水替事業協同組合
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,969)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,353)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,315)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,226)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (815)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。