事業費に3億円試算
浜中町は、2023年度の社会資本整備総合交付金などを活用する公住整備関連事業として、公住茶内団地建て替えの3棟目建設や4棟目の実施設計などを計画している。事業費は前年度1次要望比36.4%減の2億9313万2000円を試算。このうち交付金要望額は36.8%減の1億3198万1000円となっている。
茶内団地は、全18棟85戸のうち1967―72年度建設の12棟48戸を4棟32戸に現地で建て替えている。20年度に日本技建で設計を進め、24年度まで毎年度1棟ずつ新築する。23年度は茶内若葉2丁目36にW造、2階、延べ722m²規模の3棟目を建設する。
このほか延長60m、幅員4mの敷地内道路、張り芝1200m²を実施するほか、移転費用などを含めて事業費2億4263万2000円を見込む。
24年度に予定する4棟目の建設地、茶内若葉2丁目10にある旧住棟3棟12戸の解体も実施する方向だ。72年完成で簡易耐火構造、平屋、延べ157―166m²の規模。事業費は2550万円を想定する。また4棟目の実施設計費1000万円を計上した。
88年に建設したPC造、2階、延べ562m²の住棟を24年度に改修する考え。23年度は実施設計に取り組むため、事業費300万円を盛った。屋根ふき替え、外壁塗装、給排水管更新、24時間換気設備設置、外灯LED化などを予定する。
このほか、公住関連事業として家賃低廉化に1200万円、移転補償費143万2000円を試算している。