23年度以降15.9億円 経営体二股第2北地区の残事業費

2022年08月22日 17時06分

区画整理73ha、用水路14.7kmなど

 留萌振興局農村振興課は、経営体二股第2北地区(羽幌町)の2023年度以降残事業として区画整理73haなどに15億9300万円を試算している。ほ場の大区画化や用水路整備を施し、経営環境の安定化を図るもの。28年度の事業完了を目指す。

 同地区は羽幌川の左岸に広がる水田地帯。高品質米「オロロン米」の生産、アスパラガスやカボチャといった高収益作物の作付けを展開している。

 事業を通じ、ほ場は現行の標準区画0.4haから1.2haに拡大するとともに暗渠整備も進め営農労力の節減を図る。老朽化によるひび割れが目立つ用水路も改修し、安定した供給環境を整える。

 20年度に事業化し、全体では整地84haと暗渠53ha、用水路15.9kmの整備を計画。総事業費は19億9400万円を見積もる。

 22年度までに整地11haと暗渠9ha、用水路1.2kmの整備を終え、4億100万円を執行する見込み。

 23年度以降は整地73haと暗渠44haを合わせた残事業費に4億1239万5000円、用水路14.7kmに11億8060万5000円を試算している。


関連キーワード: 留萌 農業

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 北海道水替事業協同組合
  • web企画
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,970)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,349)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,307)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,248)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (876)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。