日本放送協会(東京都渋谷区神南2丁目2の1、前田晃伸会長)は、NHK函館放送会館移転新築(実施設計、解体含む)を一般競争公告した。参加申請書を9月14日まで受け付け、11月30日に開札する。12月ごろから実施設計と現会館の解体を並行して進め、2023年8月の着工と25年3月末の完成を見込む。
新函館放送会館はRC造、2階、延べ2235m²の規模。基本設計は梓設計が担当している。
建設地は函館市美原4丁目169の76など敷地3275m²の旧コープさっぽろ赤川店跡地。函館市千歳町13の1にある現会館(RC造、3階、延べ3800m²)の老朽化に加え、最大2、3mの津波浸水想定区域内にあることから災害時も放送を継続できるよう内陸側に移転する。
参加資格は、NHKの20―22年度測量・建設コンサルタントか建設に登録している単体・共同体。登録していない場合、9月14日までに登録申請書類を提出し、入札日までに登録を完了する必要がある。
このほか、道内に営業拠点を置き、建築の総合評定値が1500点以上でRC造かSRC造、地上2階以上、延べ3000m²以上の建築元請け施工実績のある監理技術者の配置も求める。
問い合わせは同協会経理局調達部、電話03(5455)5530まで。