網走建管が水産物供給基盤機能保全で
網走建管は芭露漁港の水産物供給基盤機能保全について、2023年度はマイナス3.5m航路3000m²を対象に浚渫する予定だ。22年度は早水組・北英建設共同体がマイナス3.5m航路2836m²の浚渫を1億8750万円で落札した。26年度の完了を目指す。
湧別町にある同漁港は航路や泊地の埋塞(まいそく)が顕著となっていて漁業に支障を来している。このため、16年度に計画を策定し、17年度に事業着手。総事業費は18億円を試算する。
全体でマイナス3.5m航路1万4000m²、マイナス3m泊地6840m²、マイナス2.5m泊地1万8640m²を対象に浚渫する計画。シルト質のため、真空吸引圧送浚渫船によるポンプ浚渫を実施する。
23年度以降にマイナス3.5m航路4000m²、マイナス3m泊地6000m²、マイナス2.5m泊地1万m²程度を残す。