リゾート中心地など212ha
倶知安町は、山田地区の一部で10月1日から実施する住居表示の新住所を決めた。リゾート地区の中心地ひらふ坂周辺など212haを「ニセコひらふ」1―5条に振り分けた上で、「丁目」「番」「号」を設けた。
対象地域では近年、不動産取引の活発化に伴う分筆・合筆で地番が複雑化している。緊急車両や観光客が目的地を見つけにくいことから、住居表示を採用して利便性向上を図る。
道道蘭越ニセコ倶知安線を挟んで北側に、1条1―4丁目と5条1―4丁目、南側に2条1―3丁目、3条、4条1―3丁目を設定。その上で、それぞれ街区符号と住居番号を付けた。
登記上の不動産表示は、字名を新町名に変更するが地番は変えない。例えば、現表示が「山田188番地9」であれば、住居表示は「ニセコひらふ1条3丁目6番24号」だが、不動産表示は「ニセコひらふ1条3丁目188番地9」となる。