敷地面積2000m² 建物解体が条件
音更町は、旧青葉教職員住宅用地約2000m²を売却する。敷地内にある住宅9棟の解体を条件とした買い戻し特約付きで、早ければ12月上旬にも一般競争公告する。2023年6月までの解体完了を目指している。
中鈴蘭北6丁目7の1などにある旧青葉教職員住宅は、ブロック造、平屋、1棟当たり延べ52m²規模の9棟9戸構成。築51年が6棟、築50年が2棟、築47年が1棟でいずれも老朽化が顕著。17年度を最後に空き家になっていた。
敷地2000m²の用途地域は第一種住居地域で建ぺい率60%、容積率200%。帯広新得線沿いで帯広市へのアクセスが良く、道東道音更帯広ICにも近い。西側にはローソン音更鈴蘭新通店がある。
8日に解体設計を開札する。売却は12月上旬にも公告し、2月上旬に入札。売買契約を結び23年6月の解体工事完了を目指す。
町は、教員住宅の計画的な再編を進めている。老朽度や立地などを踏まえて解体することにした。
町は公住桜が丘第2団地で買い取り型公営住宅整備を採用。このうち、隣接する敷地にある桜が丘町営団地9戸と教職員住宅8戸の計17戸については23年度にも解体する計画だ。