青葉教職員住宅跡を売却へ 音更町が12月にも公告

2022年09月06日 17時09分

敷地面積2000m² 建物解体が条件

空き家になっている旧青葉教職員住宅

 音更町は、旧青葉教職員住宅用地約2000m²を売却する。敷地内にある住宅9棟の解体を条件とした買い戻し特約付きで、早ければ12月上旬にも一般競争公告する。2023年6月までの解体完了を目指している。

 中鈴蘭北6丁目7の1などにある旧青葉教職員住宅は、ブロック造、平屋、1棟当たり延べ52m²規模の9棟9戸構成。築51年が6棟、築50年が2棟、築47年が1棟でいずれも老朽化が顕著。17年度を最後に空き家になっていた。

 敷地2000m²の用途地域は第一種住居地域で建ぺい率60%、容積率200%。帯広新得線沿いで帯広市へのアクセスが良く、道東道音更帯広ICにも近い。西側にはローソン音更鈴蘭新通店がある。

 8日に解体設計を開札する。売却は12月上旬にも公告し、2月上旬に入札。売買契約を結び23年6月の解体工事完了を目指す。

 町は、教員住宅の計画的な再編を進めている。老朽度や立地などを踏まえて解体することにした。

 町は公住桜が丘第2団地で買い取り型公営住宅整備を採用。このうち、隣接する敷地にある桜が丘町営団地9戸と教職員住宅8戸の計17戸については23年度にも解体する計画だ。


関連キーワード: 十勝 土地売却

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

  • 東宏
  • web企画
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (3,194)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,501)
交通体系整備を考える会、札幌外周高速道を構想
2023年06月20日 (1,426)
ヒトデ由来成分でカラス対策 建設業界に鳥類忌避塗料...
2019年06月28日 (1,375)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,343)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。