釧路建管が堰堤1基新設
釧路建管は根室市内で取り組む右1の沢川砂防の2024年度着工を目指している。堰堤1基の新設を計画し、概算事業費に3億円をみている。
落石西を流れる同河川は土砂災害危険箇所に位置付けられている。これまで被災はないものの、近年頻発する自然災害を踏まえ、豪雨などによる土石流被災から地域を守るため22年度に事業化。保全対象は人家6戸や道路160mとなっている。
計画では落石漁港そばで堰堤1基を設置する。規格は長さ59m、高さ7.5mを想定。23年度まで調査・設計を進め、24年度から3カ年で施工する構想で、26年度の完了を見据える。
4月20日に環境調査をパブリックコンサルタントが633万円(税抜き)、6月1日に施設設計を和光技研が945万円(同)、6月15日にプラテックが460万円(同)で地形調査を落札した。