フジタ、ドーコン、JRなどのまちづくり勉強会

倶知安駅前
2030年度末に北海道新幹線新駅の開業を控える倶知安駅前で、民間主導による再開発計画の検討が進んでいる。新駅の南北に15階建ての複合施設2棟を新築する計画だ。
フジタやドーコン、JR北海道などで構成する倶知安駅前地区再開発計画まちづくり勉強会が素案をまとめ、町に報告した。
関係者によると、北棟は1階に商業施設、2階に貸しオフィス、3階に図書館、4階に温泉施設、5―15階にはホテルが入居。南棟は1―3階に店舗、4―15階を分譲マンションとする案だ。
13日の第3回定例町議会一般質問で、鈴木保昭氏(創政会)が駅前再開発への考えについて質問。文字一志町長は「高度利用地区の指定、都市計画決定などの手続きが必要になる」との見解を示した。さらに「交付金を活用した事業として町にも負担が生じる」と想定し、「内容やスケジュールの検討など官民で力を合わせて進めたい」と述べた。