倶知安駅前を再開発へ 15階建ての複合施設新築案

2022年09月13日 18時49分

フジタ、ドーコン、JRなどのまちづくり勉強会

倶知安駅前

 2030年度末に北海道新幹線新駅の開業を控える倶知安駅前で、民間主導による再開発計画の検討が進んでいる。新駅の南北に15階建ての複合施設2棟を新築する計画だ。

 フジタやドーコン、JR北海道などで構成する倶知安駅前地区再開発計画まちづくり勉強会が素案をまとめ、町に報告した。

 関係者によると、北棟は1階に商業施設、2階に貸しオフィス、3階に図書館、4階に温泉施設、5―15階にはホテルが入居。南棟は1―3階に店舗、4―15階を分譲マンションとする案だ。

 13日の第3回定例町議会一般質問で、鈴木保昭氏(創政会)が駅前再開発への考えについて質問。文字一志町長は「高度利用地区の指定、都市計画決定などの手続きが必要になる」との見解を示した。さらに「交付金を活用した事業として町にも負担が生じる」と想定し、「内容やスケジュールの検討など官民で力を合わせて進めたい」と述べた。


関連キーワード: JR北海道 再開発 後志

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

北海道建設新聞社新卒・キャリア記者採用募集バナー
  • 北海道水替事業協同組合
  • web企画
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

セントラルリーシング、千歳に複合レジャー拠点
2023年02月24日 (19,958)
イオン新店舗周辺の3路線を改良 室蘭市が24年度着...
2023年02月24日 (12,303)
真駒内地区義務教育学校、24年秋ごろ着工
2023年02月27日 (5,106)
ラピダスが千歳に半導体工場建設へ
2023年02月27日 (4,472)
来場者の五感を刺激 エスコンフィールド内覧会で実感
2023年03月11日 (3,898)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第251回「マスクの使い方」。換気がよい戸外ではそろそろ外しても大丈夫です。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第30回「春を待つ街路樹」。街を彩り、運転をしやすくする、景観のお助けアイテムとも言えます。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第28回「『学び直し』の機会提供」。職場内の意識が改革され、多様性が取り入れられます。

連載 北海道開発事業費
見え始めた未来像
2023年度

迫る巨大地震
2023年度の北海道開発事業費を検証しながら、本道建設業の課題を整理する。