最大出力100万kW計画
コスモエコパワー(東京都品川区大崎1丁目6の1、野地雅禎社長)は、仮称・島牧沖洋上風力発電事業を計画している。最大出力は100万kW。設計者と施工業者は決まっていない。
27日に縦覧開始した計画段階環境配慮書によると、事業実施想定区域は島牧村の沿岸から水深200m程度の範囲で、全体は1万4920ha。このうち風力発電機設置想定範囲は1万630haとなっている。工期は未定。
単機出力1万―2万kWの風力発電機を最大100基設置する見通し。ブレード枚数は3枚で、ブレードの回転直径は164―280m、ハブ高さは110―160m程度を想定。基礎は水深50mまでの範囲は着床式、50―200mまでの範囲は浮体式の設置を検討している。このほか海底ケーブルも敷設する。