区画整理77.7ha
空知総合局産業振興部は、岩見沢市で区画整理を進めている経営体砂浜東第2地区の2023年度以降残事業費に13億6800万円を見込む。残事業量は区画整理77.7haとなっている。
区画整理を実施するもので、総事業費は22億8800万円。21年度に着工し、28年度の事業完了を予定している。
同地区は、岩見沢市の西端に位置する石狩川左岸の低平地。水稲を中心に、転作作物として小麦や大豆、高収益作物のキャベツ、スイートコーンなどの野菜類を組み合わせた営農体系となっている。受益面積は113.8ha、受益戸数は10戸ある。
40a程度の狭小区画があり、機械導入や効率的な営農に支障を来している。1.5ha程度への大区画化により、ICT導入や高収益作物の作付け増大を図る。
区画整理の内容は、整地、道路、用排水路、暗渠。用水路は塩ビ管、排水路はコンクリートフリュームで整備する。暗渠は合成樹脂管で、疎水材としてビリ砂利を用いる。
残事業費の内訳は、区画整理77.7haに11億7246万2000円、測量試験費に1億3758万円、用地補償費に670万6000円、換地費に5125万2000円。
22年度は、区画整理21.8haに5億758万円を充てている。