苫小牧市が末広団地1棟建て替えへ 23年度に解体実施設計

2022年10月18日 16時07分

 苫小牧市は建て替えを計画している市営住宅末広団地について、2023年度に既存施設の解体に向けた実施設計をする方針だ。1棟294戸を2棟150戸に改築する計画で、90戸と60戸に分けてそれぞれ2カ年で施工する考えだ。

 末広町1丁目の末広団地1―12―1はRC造、13階、延べ1万7828m²の規模。1972―74年に建設した。

 耐震化の優先度判定で、最も早期の対応が求められる結果が出ていて、建て替えが急務となっている。市は21年2月にまとめた市営住宅等長寿命化計画で、建て替えの方向性を打ち出した。

 住民の移転を20年度から開始。年内にも全世帯の移転が完了する見込みだ。

 当初は23年度に本体建設に向けた実施設計や既存施設の解体にも取り組む予定だったが、予算確保の関係で流動的な部分を残している。

 また、24―25年度で90戸、26―27年度で60戸を建設する計画だったが、実施設計などの時期によってはずれ込む可能性がある。


関連キーワード: 住宅 胆振

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 東宏
  • 川崎建設
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,410)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (1,350)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,333)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,319)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,040)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。