区画整理66.1ha 用水路4615m、排水路1318m
空知総合局産業振興部は、深川市で区画整理などを進めている経営体北納内2地区の2023年度以降残事業費に12億1870万円を見込む。残事業量は農業用用水路4615m、農業用排水路1318m、区画整理66.1haとなっている。
区画整理と用排水路の整備を実施するもので、総事業費は16億9800万円。20年度に着工し、28年度の事業完了を予定している。
同地区は、深川市の東部に位置する水田地帯。水稲や小麦、メロン、カボチャ、スターチスを生産していて受益面積は107.7ha、受益戸数は17戸ある。
用排水施設の老朽化による漏水や、法面崩壊による通水阻害などの機能低下が見られる。ほ場を1.4ha程度に大区画化し、用排水施設を整備することで安定的な農業経営の確立を図る。
区画整理の内容は、整地、用排水路、暗渠。用水路はコンクリートフリュームと塩ビ管、排水路はコンクリートフリュームで整備する。暗渠は素焼き土管で、疎水材としてビリ砂利を用いる。
残事業費の内訳は、農業用用水路4615mに4億2980万円、農業用排水路1318mに7190万円、区画整理66.1haに4億7635万円、測量試験費に2億2351万1000円、用地補償費に1013万円、換地費に700万9000円となっている。
22年度は、農業用用水路984mに8700万円、農業用排水路1112mに5000万円、区画整理13.2haに7122万円を充てている。