旭川開建は、トンネル個別施設計画に基づき、2023、24年度に6本のトンネル修繕を計画している。23年度は国道12号公園トンネル(上り)、24年度は国道39号銀河トンネルなど5本に着工。覆工コンクリートの剥落防止や漏水対策の長寿命化修繕を施す。
北海道開発局は、策定したトンネル個別施設計画を5年に1度の定期点検サイクルで見直していて、旭川開建管内は21年度末で23本が対象となっている。修繕計画は23、24年度が6本、点検計画が10本としている。
23年度は12号公園トンネル(上り、1990年完成、延長110m)の修繕に着手。覆工コンクリートの剥落防止を図る。
24年度は5本の修繕に取り組む。12号春志内トンネル(91年、1805m)、39号銀河トンネル(95年、3388m)では漏水防止対策を進める。273号樹海トンネル(74年、685m)、450号なかこしトンネル(09年、3284m)で剥落防止、39号新大函トンネル(74年、573m)で剥落防止対策と漏水防止に着手する。
修繕に向けた設計は、12号公園トンネルがドーコン、残り5本は構研エンジニアリングが担当した。