留萌管内土木3官庁(留萌開建、留萌建管、留萌振興局農村振興課)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。77者が212件、総額179億823万円を落札。14件、29億5115万円を請け負った堀口組が第1四半期(4―6月)に続き首位を堅持した。
開札結果を税抜きで集計した。21年度末発注の年度末契約、ゼロ国債やゼロ道債、翌債は全額計上。共同体受注は出資比率に応じて配分し、多年度債は22年度分のみ加算した。留萌建管が8月に発注した緊急随契2件も含めた。
前年度同期に比べて全体の業者数は6者、件数は26件それぞれ減少したが、金額は2.6%、4億5950万円増加した。
地域別では、管内業者45者が160件、1.6%増の137億2951万円を受注した。道内の管外業者21者は36件で1.7%伸び35億2362万円、道外業者11者は16件で6億5510万円と39.5%増加した。
シェアは管内業者が76.7%で0.8ポイント減少。道内の管外業者は19.7%と0.2ポイント落とし、道外業者は1ポイント増の3.7%だった。
上位20者には新たに2者がランクイン。両者とも建管の事業を受注していて、初山別土建は2件積み増し前回の24位から18位、鹿児島建設も2件増えて21位から19位に順位を上げた。
上位3者の順位に変動はなく、堀口組は第2四半期(7―9月)の受注はなかったが首位の座を保守。2位の堀松建設工業は建管で1件受注し全体の受注件数を8件とした。萌州建設は開建から1件請け負い全9件で3位を保っている。