5.5%減、153.7億円 藤建設が首位維持
宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村振興課)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。70者が208件を受注し、受注総額は前年度同期比5.5%減の153億7545万円を受注した。業者別では13件、18億5550万円を獲得した藤建設が第1四半期(4―6月)に続き首位に立った。
開札結果を税抜きで集計した。設計変更は含まず、共同体は出資比率に応じて配分。21年度末に発注したゼロ国債、ゼロ道債、翌債、繰り越し明許などを含め、多年度国債は22年度支払い分を計上した。
業者別に見ると、藤建設は第2四半期(7―9月)に稚内建管発注の礼文島線17通学路緊急対策と須古頓漁港ほか水産物供給基盤機能保全ほかを請け負って受注額を伸ばした。2位は13件、16億9556万8182円を積み上げた安田建設、3位は12件、13億6405万円を受注した中田組だった。上位20者中19者を管内業者で占めている。
地域別に見ると、管内業者は49者が176件、7%減の143億3642万円を受注。シェアは93.2%で1.5ポイント縮小した。管外の道内業者は19者が28件、2.7%減の8億845万8200円を獲得。シェアは5.3%で0.2ポイント拡大した。道外業者は2者が4件、8・5倍の2億3057万円を受注。シェアは1.5%で1.3ポイント拡大している。