当別町の新築住宅購入支援 人口社会増を後押し

2022年11月11日 19時12分

4―10月に100人を記録

 当別町の新築住宅購入支援金が人口の社会増を後押ししている。1月に開始した最大100万円を助成する制度。10月末までに36世帯120人が転入した。義務教育学校「とうべつ学園」開校などもあり、4―10月で100人の社会増を記録。町の担当者は「これまでにない増加」と話す。転居も助成対象に含むため、まちづくりが実を結び移住・定住につながっている。

 1―3月は4世帯16人が申し込み、全世帯が町内に移り住んだ。2022年度に入ってからは4―10月に38世帯が利用し、32世帯104人が転入。うち、10歳未満が33人、20―29歳が23人、30―39歳が24人と、子どもと子育て世代が大半を占めた。

 助成額は、中学生以下の子どもがいる子育て世帯が70万円、子育て世帯を除く2人以上の複数世帯が30万円、単身世帯が15万円。22年度は子育て世帯27件、複数世帯11件の申請があり、当初予算に計上した4000万円では足りず、8月の臨時町議会で5600万円を追加措置した。

 建設地によっても助成額は異なり、立地適正化計画で定める居住誘導区域と用途地域が宅地造成区域の場合は30万円、宅地造成区域外20万円、用途地域外15万円と定め、21年度は居住誘導区域2件、宅地造成区域と用途地域外が各1件だった。

敷地の広さなどが助成利用者に高評価のスウェーデンガーデン

 22年度は居住誘導区域24件、宅地造成区域9件、用途地域外5件で、居住誘導区域の本町地域ではとうべつ学園付近を中心に分散。太美地区はJR太美駅周辺が多く、宅地造成区域は広い敷地を遊び場や家庭菜園に活用できることから、太美地区のスウェーデンガーデンが選ばれている。

 町の担当者によると、転入は札幌市からが中心。地価上昇や宅地不足が影響しているという。利用者数を順調に伸ばしているが、制度は25年3月31日までのため「第2、第3の移住・定住支援が必要」と話している。

 


ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • オノデラ
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,719)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,500)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,204)
おとなの養生訓 第170回「昼間のお酒」 酔いやす...
2019年10月25日 (1,084)
住友生命、札幌ビルの建て替えを検討 入居ホテル24...
2022年12月09日 (831)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。