石狩管内土木3官庁(札幌開建、札幌建管、石狩振興局調整)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期比9者減の231者が9%減の868億6191万円を獲得。首位の中山組は27件、77億7948万円を積み上げた。
開札結果(税抜き)を集計。共同体は出資比率に応じて配分した。21年度末発注のゼロ国債、ゼロ道債、翌債、年度末契約は全額、多年度債は22年度支払い分をそれぞれ計上した。
発注機関別の受注額は、開建が14.7%減の659億4880万円、建管が21.1%増の183億3682万円、振興局調整が15.8%減の25億7628万円だった。
地域別では、管内業者が121者で13.1%減の505億603万円を獲得。シェアは2.7ポイント後退の58.1%だった。管外の道内業者は82者で6.1%増の291億9795万円を受注し、シェアを4.8ポイント拡大の33.6%とした。道外業者は28者で27.4%減の71億5792万円、シェアが2.1ポイント減の8.2%だった。
中山組は第2四半期(7―9月)に開建発注の石狩川改修補償北村遊水地新第8支線用水路移設など5件を追加。2位の宮坂建設工業は第2四半期に受注がなかった。3位の砂子組は開建の石狩川改修北村遊水地豊里西工区周囲堤など3件を加えた。