外防延伸35mなど、6月発注想定
稚内建管は、枝幸町の徳志別漁港で取り組む水産流通基盤整備オホーツク枝幸徳志別地区で、2023年度に外防波堤延長35mなど、事業費3億2000万円を要望している。港内の静穏度向上や越波被害防止を目的とし、計画期間は24年度まで。6月の発注を想定している。
枝幸町内に位置する徳志別漁港はサケ定置網やマス類の小定置網、刺し網、籠漁などが営まれている。一方で、強風による越波で出漁できないといった課題があり、静穏度向上が課題となっていた。
そこで同建管はこれらの課題を解消し、安全で安定的な漁業活動が継続できるよう、既存外防波堤を南西側に60m延長する計画を立て21年度に新規事業化。22年度は1億2000万円を投じ、外防波堤10mの延伸を進めている。