上川総合局の経営体拓進地区 23年度に整地36haなど要望

2022年11月18日 16時30分

 上川総合局産業振興部が比布町で進める経営体拓進地区は、2023年度に、区画整理38haを対象に整地36ha、暗渠38haなどを要望している。25年度の事業完了を見込み、残事業費は8億8000万円を試算している。

 同地区は、比布町北部に位置する水稲を主体とした営農地帯。ほ場の大区画化や用排水路を整備することで、生産効率を上げる狙い。

 23年度には区画整理として整地36ha、暗渠38ha、用水路2.2km、排水路2.7km、耕作道0.6kmを要望している。

 暗渠にはビリ砂利を疎水材とし、合成樹脂管を布設。用水路には150―600mmの硬質塩化ビニール管と300―700mmのVトラフを使用し、排水路には300―450mmのVトラフを採用する。

 17年度に着手し、25年度の事業完了を目指している。総事業費は22億5300万円を試算し、23年度以降の残事業費は8億800万円を見込む。

 9カ年全体では、区画整理149haのうち、整地136ha、暗渠135ha、用水路6.4km、排水路4.7km、耕作道2kmを計画。区画整理外では用水路1.6kmを整備する。

 受益戸数は40戸で、受益面積は147haで、22年度までの進捗率は、事業費ベースで37.6%となっている。


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