函館開建の森港本港小型船だまり整備事業費は191億円

2022年11月18日 17時00分

 北海道開発局は、函館開建が進める森港本港地区小型船だまり整備の総事業費を4億円増額し、191億円とした。港内東側の道路改良で土地を買収できない部分があり、線形の変更などが必要になったため。これに伴い事業期間も6年伸ばし、2028年度の完了予定とした。

 16日に札幌で開いた北海道開発局の事業審議委員会22年度第3回会合で、継続妥当との判断を受けた。

 森港は、森町が管理する噴火湾に面した地方港湾。ホタテ養殖の基地となっているほか、青森方面からの砂利、砂などの建設資材の受け入れ地としての役割も担っている。

 小型船だまり整備は、港湾の混雑解消や水産活動の効率化を目的に1991年に着工。これまでに防波堤や防波護岸、船揚場、マイナス3m泊地などの整備を完了し、進捗率は84%となっている。

 港内東側の道路改良は96年に着手。振動による水産品への影響を防止するため、砂利敷きの道路を舗装している。安全性向上へ拡幅も進めてきた。

 施工延長は1390m。これまでに13億円を投じて1130m分を施工した。港内東端の道道森砂原線に接続する260m分を残していて、この部分で土地買収が困難な箇所が出た。

 このため、別の用地を取得して道路を当初の計画から内陸側にずらす。変更に伴い、道路に並行している水路の付け替え、交差点の線形見直しなどが必要になった。用地買収費を含め、事業費は3億円の増額となった。

 このほか、別の施設でも予算の増額があったことから、全体の増額幅を4億円とした。

 事業期間の延長は、地権者との用地買収の交渉に時間を要したためなどとしている。23年度以降の残事業費は30億円となっている。


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