後志総合局農村
後志総合局農村振興課は、蘭越町内で進める中山間地域型名駒地区の2023年度以降残事業費に10億2600万円をみている。区画整理41.6haや用水路4707mを残し、うち23年度は区画整理10.4haや用水路290mに取り組む考えだ。
同町南西部に広がる水田地帯で、コメのほか、トマトやメロンを生産している。ほ場が小区画、不整形なため効率的な機械作業が難しく、区画拡大や用水路整備で環境改善を図る。
19年度に事業採択。全体で区画整理56.8ha、用水路5757m、排水路1913m、暗渠4.7ha、客土5.1haを施す。事業完了は25年度を見込む。受益戸数は15戸、受益面積は92haとなっている。
22年度は区画整理9.5ha、用水路340mを進めている。
23年度以降は区画整理と用水路のほか、排水路1647m、暗渠4.7ha、客土5.1haを残す。
23年度に予定する区画整理の内訳は整地9.7ha、暗渠8.9ha、客土6.1ha。区画整理のほか、用水路290mと排水路550mも施工する見通しだ。