23年3月に賃貸借契約し改修に着工
北広島市は、北洋銀行の旧西の里支店を児童活動センターとして活用する。2023年3月に北洋銀と賃貸借契約を結び、施設改修に着工する予定。同8月中旬の開設を目指している。
旧西の里支店(S造、平屋、延べ252m²)は、20年に北広島中央支店に移転後、ATMのみ運営している。市は、西の里地区で宅地開発が進む一方、子どもを見守る施設がないことから、空き店舗を借り、児童活動センターとして整備する。
建築工房で実施設計を進めていて、12月に施設概要や工事費を固める。多目的に利用できる児童学習室や食育推進を図るためキッチンがある学習支援室などを設ける。ATMは引き続き運営する。
18歳未満の児童や未就学児などが利用でき、定員は40人。利用料は原則無料とする。
24日に北洋大通センターで開いた記者会見で、上野正三市長は「街中で子育て環境の充実が図られる」と期待。北洋銀の安田光春頭取は「市民サービスの向上につながれば」と述べた。