空知総合局 ICTの導入を図る
空知総合局産業振興部は、岩見沢市で区画整理を進めている経営体砂浜東第1地区の2023年度以降残事業費に11億868万円を見込む。残事業量は区画整理72.1haとなっている。
区画整理を実施するもので、総事業費は27億9600万円。20年度に着工し、27年度の事業完了を予定している。
同地区は岩見沢市西端の石狩川左岸に位置する低平地。水稲や小麦、大豆、キャベツ、スイートコーン、アスパラガスを生産していて受益面積は151.3ha、受益戸数は16戸ある。
現況区画は75a程度と狭小で機械の導入や効率的な営農に支障を来している。1.5ha程度への大区画化により、ICTの導入を図る。
区画整理の内容は、整地、道路、用排水路、暗渠、客土。用水路はコンクリートフリュームと塩ビ管、排水路もコンクリートフリュームで整備する。暗渠は合成樹脂管、疎水材としてビリ砂利を用いる。
残事業費の内訳は、区画整理72.1haに9億2688万9000円、測量試験費に1億1515万7000円、用地補償費に1373万4000円、換地費に5290万円となっている。
22年度は、区画整理32.8haに6億3216万円を充てている。