23年度は4地区で掘削6万m³など 網走建管の斜里川改修

2022年12月02日 16時50分

 網走建管は斜里町内で進める斜里川河川改修について、2023年度は本川や猿間川地区など4地区で掘削6万900m³、築堤2万3900m³、樋管3基に取り組む予定だ。

 同川は斜里町市街地を流れオホーツク海に注ぐ2級河川。1975年や88年の豪雨による浸水被害を契機に89年に事業着手した。堤防新設や河道掘削で河積の拡大などを図り、流下能力を向上させる。

 総事業費に171億3300万円を試算し、31年度の完了を目指す。本川は、河口から上流7.8kmを対象に整備する。築堤2万9400m³、掘削115万3000m³、護岸1万7600m²、道路橋とJR橋各1橋を見込む。猿間川地区の計画区間は7km。築堤14万3900m³、掘削20万8200m³、護岸1万6900m²、道路橋2橋を見込む。

 幾品川地区は、2.8km区間を計画延長とする。築堤3万2100m³、掘削3万5500m³、護岸1500m²を見込む。秋の川地区の計画延長は2.5kmで、築堤12万9000m³、掘削3万4100m³、護岸700m²、道路橋1橋を見込む。

 23年度は、本川が築堤7000m³と掘削5万9000m³、猿間川地区が1800m³と樋管1基、幾品川地区が築堤3100m³と樋管1基、秋の川地区が築堤1万2000m³、掘削1900m³、樋管1基となっている。


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