面積3.9ha 交通公園機能など検討
苫小牧市はウトナイ地区で勇の原公園新設を計画している。面積は約3.9haを予定。2023年度に実施設計を進め、最短で24年度の着工を見込む。整備には複数年要する見通しだ。
1990年6月に都市計画決定した地区公園で、ウトナイ北1丁目2に整備する予定。実現すれば市としては十数年ぶりの新規公園整備となる。
22年度は地元町内会とどのような要素を取り入れた公園とするか協議を進めているほか、地域の意見を踏まえた上で、年度内に基本計画を策定する。
5日の市議会定例会一般質問で公園整備に関する質疑があり、都市建設部の粟野茂部長はユニバーサルデザインを取り入れたインクルーシブ遊具の設置や、子どもたちが楽しく安全に交通ルールを学べる交通公園の機能を盛り込む方向で検討していることを説明した。
市は23年度に事前調査と実施設計を進める考え。事業費の一部に再編関連訓練移転等交付金の活用を予定し、23年度分の交付金として2100万円を見込んでいる。