北広島市は、パークPFI導入に関するサウンディング型市場調査の2023年度早期実施を検討している。22年度は先行自治体への聞き取り調査をする。施設整備を見込むため、導入対象は一定の広さがある近隣公園、地区公園を想定。23年3月の北海道ボールパークFビレッジ開業を民間投資につなげる考えだ。
これまでも公園へのパークPFI導入を考えていたが、Fビレッジ開業により観光客をはじめ人流の活発化が期待できることから、その機運を有効活用する。
実現性や民間事業者のメリットについて把握。カフェなど飲食店設置の事例が多いが、調査結果を基に市の特性に合った機能を持たせる考えだ。
建ぺい率といった基準を満たせるよう、規模の大きい公園として近隣公園と地区公園を考えている。対象は今後絞り込む。
第2次緑の基本計画でも魅力ある公園づくりに向け、民間事業者と連携したパークPFIなどの検討を盛り込んでいた。 市内の近隣公園と地区公園は次の通り。(カッコ内は敷地面積)
◇近隣公園▽北広公園(2万6523m²)▽広島工業団地公園(3万9132m²)▽南公園(3万5871m²)▽竹葉公園(4万2417m²)▽みはらし公園(1万3206m²)▽広島公園(1万9251m²)▽かぜの子公園(1万3662m²)▽大曲公園(2万4925m²)▽東公園(1万9000m²)▽西の里公園(3万1450m²)▽きたひろサンパーク(11万1360m²)▽虹ケ丘公園(2万2472m²)▽大曲東公園(1万9206m²)▽輪厚自然公園(2万1176m²)
◇地区公園▽つつじケ丘公園(4万886m²)