室蘭開建は日高自動車道静内三石道路静内―東静内間で、橋長94mのチップウセナイ川橋など新ひだか町内に新設する3橋の予備設計に入る。2022年度現年補正で2億1000万円が追加されたことを受け、同区間の測量や調査、設計業務を本格化。予備設計は年度内に発注する。
対象は苫小牧側から有勢内川橋、チップウセナイ川橋、オサナイ川橋。町内静内真歌、静内浦和地区で静内温泉の南側など山側ルートを描く区間内の河川構造物となる。
橋長92mを想定する有勢内川橋は、静内真歌318で準用河川の有勢内川をまたぐ橋となる。チップウセナイ川橋は、静内真歌271で普通河川チップウセナイ川に架設。橋長32mのオサナイ川橋は、静内浦和111で普通河川オサナイ川を横断する。
静内三石道路は22年度に事業化。静内―東静内間8kmでは、真歌トンネル地質調査や静内インターチェンジ橋予備設計などの業務を進めている。