釧路建管別海町内で泊地補修など 23年3月中旬発注
釧路建管は、別海町内で取り組む尾岱沼漁港水産流通基盤整備の2023年度以降残事業費として23億6000万円を試算している。23年度は泊地と西防波堤の補修を中心に進める考え。23年3月中旬の発注を予定する。
尾岱沼漁港はホタテや秋サケ、北海シマエビ漁が盛んな流通拠点。同建管は、衛生管理体制強化や大規模災害時の漁業活動の早期再開に対応できるよう、18年度に事業化した。
全体で西防波堤補修780m、南防波堤改良110m、西護岸補修171.6m、マイナス3.5m泊地補修3万2200m²、マイナス3m泊地補修9900m²、マイナス3.5m岸壁改良153.6m、マイナス2m物揚場補修274m、船揚場補修117.5mを計画。
このほか道路新設が166m、道路補修が1838m、用地改良が4500m²となっている。27年度の完了を予定。総事業費は59億円で、22年度末の進捗は60%となる。
22年度補正予算でマイナス3.5m泊地補修に3億3000万円、22年度ゼロ国債予算で西防波堤補修に3億1000万円を盛り込んだ。
23年度以降に西防波堤補修761.3m、西護岸補修51.4m、マイナス3.5m泊地補修1万1625m²、マイナス3m泊地補修9900m²、マイナス2m物揚場補修166m、道路907.1mを残している。