シェッドとアンダーパス2基の修繕に24年度着工 北見市

2022年12月20日 17時08分

大型カルバート等長寿命化で

 北見市は、青葉通シェッドと昭和通道路の西6号アンダーパス、東4丁目通道路の東4丁目アンダーパスの3基について、2023年度に設計、24年度の着工を計画している。大型カルバート等修繕計画案によると、23―32年度の10年間で市が管理するシエッド1基、アンダーパス2基、大型カルバート5基の計8基の修繕を進める方針だ。

築後33年が経過し老朽化が進む青葉通シェッド

 1989年完成の青葉通シェッドは延長90m。西6号アンダーパスは延長32mで85年、東4丁目アンダーパスは延長17.8mで2001年にそれぞれ完成した。

 大型カルバートは、若松高台道路の若松跨道橋(延長9.4m、13年完成)、昭和通道路の豊大橋北側(延長19m、89年完成)、同橋南側(延長15.3m、89年完成)、南大通道路の小町川大橋東側(延長21m、80年完成)、同橋西側(延長21m、80年完成)となっている。

 これら8基の法定点検を17、18年度に実施し、8基のうち7基は構造物の機能に支障を生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態の早期措置段階にあると判定。残りの1基は予防保全段階とした。

 同計画は従来の事後保全的な管理から予防保全型の管理へ転換することで構造物の寿命を延ばし、安全性確保と維持管理費縮減につなげるのが狙い。法定点検や修繕に当たっては、新技術活用を検討し、作業効率化や修繕内容向上などに取り組む。

 同計画は22年度内の策定を目指している。


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