23年度から反応タンク設備更新へ 網走市浄化センター

2022年12月22日 16時00分

 網走市は、2023、24年度の2カ年で網走浄化センターの反応タンク設備更新を計画している。攪拌(かくはん)機など、タンク内にある機器の老朽化対策として工事費4億円を試算。機器製作に取り掛かる初年度の工事費には2億3200万円を見積もり、社会資本整備総合交付金に2次要望した。

 港町6の22にある同センターは終末処理施設として1977年7月に運転開始。経年劣化が進み、施設停止などのリスクを回避するため、これまでストックマネジメント計画に沿って汚水ポンプの更新や各設備の修繕に取り組み健全度を維持してきた。

 反応タンク設備更新は、エアレーションタンク内部の関連機器を交換、増設する。23年度は主に機器を製作し、24年度に設置する。施工対象は更新が攪拌機2台、散気装置、操作盤5面、流量計2台。このほか、監視装置の機能を増設する。

 20年度に日水コンが実施設計を終えた。23年度に2億3200万円、24年度に1億6800万円を充ててタンク内の機器更新を完了する計画で、24年度以降にタンク外の関連設備更新に取り掛かる。


関連キーワード: オホーツク 下水道

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • 川崎建設
  • 東宏

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (3,008)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,388)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,343)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,250)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (845)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。