芽室町内の一軒家をゲストハウス兼バーに改修するためのクラウドファンディング(CF)がスタートした。目標金額は150万円で、期間は2023年1月31日まで。1月から内装工事を進め、4月のオープンを目指している。

活動的な若者が集まるゲストハウスに生まれ変わる
地域おこし協力隊とそのOBが2人で立ち上げたプロジェクト。バックパッカーや大学生など活動的な若者をターゲットとする。
改修する一軒家は、W造、2階、延べ140m²の規模で、芽室町西1条2丁目13の1にある。JR芽室駅から徒歩3分の距離で、土地勘がなくても分かりやすい。築50年近いため内装工事やトイレ交換が必要。昔ながらの生活空間を残しつつ、幅広い世代が集まる場所づくりに挑んでいる。
寄付はCAMPFIREのホームページで受け付けている。リターンは宿泊料金の支払いで使える商品券や地元産品の詰め合わせなどを用意。町民とアイデアを出し合い、60案からリターン19件に絞り込んだ。
人とのつながりを増やすため、インスタグラムとフェイスブックで毎日発信中。町民や十勝出身者からは、応援の言葉や備品の寄付が届いている。
芽室町地域おこし協力隊の芳野都馬さんは「今あるものを生かしつつ、訪れた人と一緒に地域に根付くゲストハウスを作りたい」と夢を話した。(帯広)