道北・空知、新年早々ドカ雪 

2023年01月07日 08時40分

除雪業者、正月返上で格闘

 本格的な降雪シーズンに突入し、道北・空知は大雪に見舞われた。年末年始は冬型の気圧配置が強まった影響で、途切れることなく降雪。新年早々のドカ雪で、除排雪業者は正月もなく懸命に雪と戦っている。

 6日現在、空知管内では連日の雪に警戒心が高まった。夕張市は積雪量で清水沢100cm(前年同期65cm)、本町140cm(98cm)、累計降雪量で清水沢443cm(412cm)に達するなど前年を大きく上回っている。

 阿部充雅土木水道課長は「例年2月に直営で排雪しているが、月内に前倒しを考え、トラックや誘導員らを依頼中で返答待ちの状態」と話す。

岩見沢中心部での除排雪作業

 岩見沢市は積雪量111cm(89cm)、累計降雪量314cm(301cm)に到達。4日には雪害対応の警戒レベルを5段階のうち3段階の「豪雪警戒体制」に引き上げた。5―6日に市の職員が1人暮らしの高齢者宅などを訪問する今季初の豪雪パトロールを実施した。

 滝川市は12月中旬から下旬にかけて昨年の2倍近い累計降雪量で、6日現在429cmに上る。例年は1月上旬の排雪を12月下旬に前倒しした。芦別市も前年を上回る累計降雪量298cmで、排雪を12月下旬にした。

 上川管内の累計降雪量は、士別市が432cm、名寄市が300cmにそれぞれ到達。富良野市は201cmで湿った雪によって倒木が発生した。

 留萌市は累計降雪量が前年同期を大きく下回る107cmだったが、昨シーズンのバス運休を踏まえ、12月に排雪をした。

 道道岩見沢桂沢線などの除排雪を担う田端本堂カンパニー(本社・三笠)は大雪と格闘する1社。太田浩専務は年末年始もなく除雪作業に取り組むオペレーターの奮闘ぶりを「市民の安心安全な暮らしを守りたいという強い使命感に突き動かされている」と話す。

 赤平奈井江線など道道5路線の除排雪を担う櫻井千田(本社・奈井江)は、12月上旬に大雪が降ったことで、同下旬から排雪作業を実施した。

 旭川除排雪業者ネットワーク協議会会長を務める只石組(本社・旭川)の飯野雅司社長は「昨年の札幌のような雪の降り方では大変なことになる」と警戒感を強めている。

 


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