羅臼町は、公住緑町団地Bブロック2棟目の建設を16日に制限付き一般競争公告し、2月17日に入札する予定だ。2023年度の国費を活用する公住整備2次要望には同団地関連として3億5435万6000円を積み上げた。
緑町299の1に位置する同団地は、1962年度から91年度にかけて整備。23棟105戸を16棟94戸に再編する。全体でAブロック2棟8戸、Bブロック2棟12戸、C、Dブロック3棟14戸の建設を計画。Aブロックは完成した。
Bブロック1棟目(W造、2階、延べ464m²)は酒井建設・加我建設・佐久間建設共同体が施工。2棟目も1棟目と同じ規模で、間取りは2LDK4戸、1LDK2戸とする。
外壁と屋根はガルバリウム鋼板の遮音仕様で、換気システムを備えてユニバーサルデザインを取り入れる。23年度要望には工事・監理費、外構、移転補償費に2億1415万6000円を盛り込んだ。
個別改善は8―13号棟の断熱・水洗化と14号棟の断熱化を残す。要望では8・9号棟(2棟16戸)の改善と10号棟(1棟8戸)の実施設計に1億3210万円を計上。Cブロック建設に向け、24年度に解体する5棟15戸のアスベスト調査に170万円を充てる。
このほか、公営住宅長寿命化計画・住生活基本計画の見直しに640万円を積み上げた。