用排水路85m、区画整理48ha予定
空知総合局産業振興部は、長沼町で区画整理などを進めている経営体新光東二期地区の2023年度以降残事業費に10億1906万円を見込む。残事業量は農業用排水路85m、区画整理48.9haとなっている。
区画整理と排水路の整備を実施するもので、総事業費は22億7400万円。19年度に着工し、25年度の事業完了を予定している。
同地区は、長沼町市街地の南部に位置する平たん地。水稲や小麦、大豆を生産していて受益面積は122.3ha、受益戸数は26戸ある。
50a程度の狭小なほ場が多く、営農施設の機能低下が著しい。農地を2.3ha程度に大区画化し、暗渠や排水改良により生産力向上を目指す。
区画整理の内容は、整地、道路、用排水路、暗渠となっている。用水路はコンクリートフリュームと塩ビ管、排水路はコンクリートフリュームで整備する。暗渠は合成樹脂管と素焼き土管で、疎水材として火山れきを用いる。
残事業費の内訳は、農業用排水路85mに1230万円、区画整理48.9haに9億1808万1000円、測量試験費に2916万2000円、用地補償費に1641万6000円、換地費に4310万1000円となっている。
22年度は、農業用排水路75mに370万円、区画整理23.4haに2億5510万円を充てている。