4.2%増、188億円受注 堀口組が30億円で首位
留萌管内土木3官庁(留萌開建、留萌建管、留萌振興局農村振興課)の2022年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期比3者減の80者が4.2%、7億5925万円上回る188億5325万円を落札。首位は15件、30億3095万円を受注した堀口組が維持している。
開札結果を税抜きで集計した。21年度末発注の年度末契約やゼロ国債、ゼロ道債、翌債は全額計上。共同体受注は出資比率に応じて配分し、多年度債は22年度分のみ加算した。留萌建管が8月に発注した緊急随契2件も含めている。
地域別では、管内業者47者が3.1%増の145億7403万円を受注。道内の管外業者22者は36億1672万円で3.8%伸び、道外業者11者は38.8%増の6億6250万円となった。
シェアは、管内業者が77.3%で0.8ポイント落ち込んだ。道内の管外業者は0.1ポイント減の19.2%、道外業者は0.9ポイント増の3.5%だった。
第3四半期(10―12月)の発注状況は、建管が40件、開建と農村振興課はゼロだった。
上位20者では、3者が上半期(4―9月)から順位を上げた。3者が各1件積み増した結果、三協建設は7位から5位、東北建設は12位から11位、橋場産業は20位から18位に浮上した。
上位3者を見ると、首位の堀口組と2位の堀松建設工業がそれぞれ1件を新規受注した。萌州建設は、新規はなかったものの3位を維持している。