3分割で6月上旬に指名
乙部町は役場隣接地に防災拠点施設を新築する。延べ約500m²の規模で、主体、電気、機械に分けて6月上旬に指名する予定。2023年度末の完成を目指す。総事業費に1億5000万円程度をみている。
緑町385の1にあり、役場の書庫や車庫として使用している建物(RC造、2階、延べ178m²)を解体し、跡地に建てる。老朽化が進み、アスベストの除去が必要なほか、一帯は津波浸水被害の予想区域に想定され、耐震化の必要性などが指摘されている。
新施設はRC造、2階、延べ500m²程度の規模。書庫に加え、緊急時は屋上に近隣住民が避難できる防災拠点機能を持たせる。災害備蓄品も蓄える。
年度内を業務期間に山田総合設計で実施設計を進めている。工事費を23年度予算に盛り込み、4月から解体に入る。
6月中旬の入札後、定例町議会で契約の承認を得て7月に着工。24年3月までの工期を見込んでいる。