2工区と3工区　路盤や舗装、擁壁を施工

　旭川建管は2023年度、旭川市と幌加内町の境界がある旭川幌加内線江丹別峠の道路改良に2工区と3工区合わせて9億5000万円を要望している。2工区640ｍと、3工区100ｍにわたって、路盤や舗装、擁壁を施工したい考えだ。

　旭川幌加内線は、旭川市市街地と幌加内町市街地を結ぶ道道で、旭川市から幌加内町への短絡路。江丹別峠区間は道幅が狭く、急カーブと急勾配が見られ、特に冬期間は通行に支障が出ている。そのため06年度に現道拡幅と線形改良に着手した。

　現道は全幅6.5ｍ。車道が片側1車線ずつの5.5ｍで、路肩が両側0.5ｍ。車道は変わらないが、路肩を両側1.25ｍに広げ、全幅を8ｍにする。

　改良するのは延長9.08km区間で、旭川市側を1工区として1―6工区に分割して進めている。1工区0.74kmと6工区1.72kmは完了しており、現在は2工区2.28kmと3工区1.44kmを施工中。2工区は18年度、3工区は17年度に着工している。

　23年度は2工区640ｍに5億円、3工区100ｍに4億5000万円を要望している。2工区は25年度、3工区は26年度の完成を目指している。

　4工区1.56kmと、5工区1.34kmは、23年度に調査設計を進め早期の着工を目指す。