小樽定山渓線眺堤橋を24年度にも補強 総事業費2億円

2023年01月23日 16時40分

小樽建管

 小樽建管は、小樽定山渓線眺堤橋の耐震補強・長寿命化修繕を計画している。2023年度に設計を進め、24年度の施工を予定。移動制限装置を設置するほか、断面欠損箇所などの補修に取り組む方針だ。総事業費は2億円を見込んでいる。

移動制限装置の設置などを施す眺堤橋

 小樽市朝里川温泉2丁目で朝里川をまたぐ。橋長92・9m、全幅11・5mで1986年度に架設した。構造は上部が3径間鋼製非合成I桁、下部が逆T式橋台と柱式橋脚それぞれ2基。基礎はP2橋脚のみ杭基礎で、それ以外は直接基礎となっている。

 小樽定山渓線は第2次緊急輸送道路に指定されていて、災害時の救急、復旧支援活動に支障が出ないよう耐震補強を図る。移動制限装置を設け、橋脚の巻き立ても施す。

 このほか、床版と地覆に断面欠損や鉄筋露出が見られることから部分補修をする。

 設計は5月に指名競争入札し、23年度末まで進める予定。委託費は概算で2000万円としている。


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