8%減、工事382億円受注 上位23者が管内企業
十勝管内土木3官庁(帯広開建、帯広建管、十勝総合局調整課)の2022年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績がまとまった。158者が382億4742万円を受注。前年度同期から18者減、金額は8.8%減少となった。首位は34億1472万円を獲得した宮坂建設工業。上位23者を管内企業が占めた。
開札結果を税抜きで集計。設計変更は含めず、共同体は出資比率に応じて配分した。21年度末発注のゼロ国債やゼロ道債、翌債などは全額、多年度国債は22年度支払額を計上している。
地域別受注額は管内業者が341億4213万円(9.5%減)。管外の道内業者は29億8398万円(0.1%増)、道外業者は11億2130万円(39.4%減)となった。
金額ベースのシェアは管内が89.3%、管外道内が7.8%、道外が2.9%だった。管内と管外道内は1ポイント以上の変動はなく、道外は1.4ポイント下降した。
第3四半期(10―12月)の3官庁発注額は15.7%減の1億2157万円。上位10者では3位の斉藤井出建設が帯広開建の十勝川改修豊田築堤河道掘削ほかを受注した。
管外最高位は道内が道路工業の24位、道外は荏原商事の38位だった。
発注機関別では帯広開建が182億2604万円(18.9%減)、帯広建管が103億5085万円(3.2%増)、十勝総合局調整が96億7053万円(4.3%減)となった。