用水路5630mや区画整理
空知総合局産業振興部は、北竜町で区画整理などを進めている経営体北竜南2地区の2023年度以降残事業費に5億6510万円を見込む。残事業量は農業用用水路5630m、区画整理15haとなっている。
区画整理と用排水路の整備を実施するもので、総事業費は35億6700万円。16年度に着工し、23年度の事業完了を予定している。
同地区は、北竜町西部から雨竜町に広がる水田地帯。水稲、大豆、そば、メロンを生産していて受益面積は377.4ha、受益戸数は17戸ある。
山間地域のため35a以下の狭小なほ場が多く、効率的な営農作業の妨げとなっている。地域要件に合わせて0.7ha程度への大区画化や暗渠、客土の整備により作物の安定生産を目指す。
区画整理の内容は、整地、暗渠、客土となっている。暗渠は合成樹脂管で、疎水材としてビリ砂利を用いる。
残事業費の内訳は、用水路5630mに4億4999万5000円、区画整理15haに9515万8000円、測量試験費に1410万1000円、用地補償費に584万6000円となっている。
22年度は、用水路3710mに2億3480万円、区画整理42.5haに2億7300円を充てた。