下水道分流化 事業費4.5億円
恵庭市は、2023年度の下水道分流化に事業費約4億5000万円を見込んでいる。施工延長は約2700m。早ければ4月から夏にかけて順次、一般競争公告する考えだ。23年度末の整備済み面積は85ha、進捗率83%となる見通し。25年度の完了を目指していて、24―25年度の残事業費は約9億円、残延長は5000m程度とみている。
13年度に着工した。JR恵庭駅から市役所周辺の103・4haで汚水管を新設し、既設合流管を雨水管に転用。雨水と汚水の分流化を図っている。
21年度末までの進捗率は64.3%で、66・5haの整備を終えた。22年度は福住地区や末広地区などを施工していて、年度末の整備済面積は76・7ha、進捗率は74.2%となる見通しだ。
23年度は福住、栄恵町、京町地区を想定。汚水管はリブ付き硬質塩ビ管、口径は200㍉を主とする。関連する宅内雨・汚水の接続替えは必要に応じて取り組む。
委託関係は22年度に進めている設計や測量で施工予定分を全て終える。