2社JV、代表は建築 繰り越し明許2.4億円を計上
富良野市は、3日付で旧富良野文化会館の解体を一般競争公告し、3月3日に入札する。2社共同体を対象とし、入札参加資格は代表者が建築、その他の構成員を解体とする。地域要件は市内に本店を置く企業。工事費には2億4000万円を計上した。
2022年9月に新庁舎と文化会館の複合施設が開庁したことから、旧庁舎と旧文化会館を解体する事業の一環。弥生町1の1に位置する旧庁舎(RC造、地下1地上3階塔屋1階、延べ5263m²)は、サンエービルド工業・道央リサイクル共同体が2億7510万円で受注し、解体している。工期末は23年7月末だ。
隣接地で統合した旧富良野文化会館の規模はSRC造、3階、延べ3784m²。解体の設計は岡田設計が担当した。
繰り越し明許とする解体費2億4000万円の補正予算を臨時市議会に提出し、このほど可決された。
今後のスケジュールは、3月3日に一般競争入札し、同月の定例会で契約の議会承認を経て着工する。工期は11月末までを見込む。