7.2%減、157億円 藤建設が首位維持
宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村振興課)の2022年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。76者が前年度同期比7.2%減の157億9640万18円を受注した。業者別では13件、18億5550万円を獲得した藤建設が上半期(4―9月)に引き続き首位に立った。
開札結果を税抜きで集計した。設計変更は含まず、共同体は出資比率に応じて配分。21年度末に発注したゼロ国債、ゼロ道債、翌債、繰り越し明許などを含め多年度国債は22年度支払い分を計上した。
業者別に見ると、上位3者に順位の変動はないが、上位20者のうち6位の丹羽建設は11件、8億6686万円を受注し、上半期の7位から6位に順位を上げた。また、15位の三洋建設興業も6件、1億8421万5000円を獲得し順位を一つ上げた。
地域別に見ると、管内業者は56者が8.4%減の147億6297万1818円を受注。シェアは93.5%で1.3ポイント縮小した。管外の道内業者は18者が4.5%減の7億9425万8200円を獲得。シェアは5%で0.2ポイント拡大した。道外業者は2者が2・6倍の2億3917万円を受注。シェアは1.5%で1.1ポイント拡大した。