10%減、357億円 松本組が首位維持
渡島・檜山管内土木3官庁の2022年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。145者が357億6214万円を受注。松本組が12件、31億9248万円で首位を維持した。
函館開建、函館建管、渡島総合局と檜山振興局の両農村振興課発注分を対象に開札結果を税抜きで集計。21年度末発注のゼロ国債、翌債などは全額、多年度債は22年度支払い分を計上した。共同体受注は出資比率に応じて配分した。
前年度同期に比べ、受注者数は19者、金額は41億6584万円、10.4%減少した。10億円以上の受注者は2者減り5者だった。
上位10者では第3四半期(10―12月)に和工建設、帝都建設、林組が追加受注したが、顔触れは変わらない。
5位の和工建設は小倉山丹羽停線災害復旧(建管)を加えて7件、11億2987万円とした。上半期8位の帝都建設は国道227号北斗市ほか中央改良(開建)を獲得して計8件、8億8510万円となり、7位に順位を上げた。9位の林組は漁港事業検査その2(建管)を受注し6件、7億835万円とした。
地域別に見ると、管内業者は114者が4.7%減の315億311万円を積み上げた。管外の道内業者は22者が48%減の19億8576万円、道外業者は9者が25.7%減の22億7327万円を落札した。
シェアは管内が5.3ポイント上昇の88.1%、管外道内が4ポイント下降の5.6%、道外が1.3ポイント下降の6.4%だった。